お触れ=読みが下手!?




「王宮のお触れ使う人は読みが下手だ」って意見をネット上とかブログとかで見るんだけど、疑問を感じる。
お触れは使いやすくて強力なカードだけど、だから読みが下手って言うのは暴論じゃないかなと思う。


今これだけ罠が流行ってる環境で、罠を封じられるっていうのはとても強い。魔法やモンスター効果で防御が固められるデッキだったり、自分の行動を通せば勝率が跳ね上がるデッキなんかは採用は十分に考えられる。


例えばお触れホルスだったり、ジャンドなんかはその筆頭。ジャンドでお触れが使われにくくなってきたのは、お触れのせいで罠によるメタができない+先攻1ターン目取られたときに止めるために、クロウ・ヴェーラーが流行ったせいで、お触れの重要性が下がったから。罠によるメタではなく、モンスターによるメタに比重が傾いたから、トラスタで十分な場面が増えたわけであって、お触れ採用型が流行らなかったら、未だに罠によるメタが主流だった可能性は多いにある。


読みのうまい下手がどうのこうのって言ってるけど、この間も書いたが、遊戯王における読み合いなんてそんなに重視されるレベルじゃ無い。ピーピングやサーチしてるカードを見てて、どうやってそのカードを使わせるかっていうならともかく、遊戯王じゃそんな場面も少ない。はっきり言って、遊戯王における読み合いなんて、「戦略」や「戦術」と呼べるレベルでは到底ないし、それをあてにして勝利を計算したりもできない。


一方で、お触れは「戦術」や「戦略」として組み込めるレベル。「読み」と言う不確定要素に頼る必要が無くなり、安定性や確実性が上がる。永続的に封じるからトラスタよりメタ要素も強い。今現在、罠を1ターン以上封じられるのはショッカーを除けば、お触れ・トラスタだけであり、2択の中から1枚を選んだだけで、その人の読みのレベルが解るとかナンセンス。しかもこれだけメリットがあるカードなのに、使うと「読みが下手」とか言うのは、どんなレベルの読みだと思ってしまう。


結局、単純にカードパワーが強くて使いやすい、しかも永続のメタカードを使うから読み合い放棄だってことなんだろうけど、そもそも遊戯王が読み合いのゲームじゃない以上、その評価は値しないと思う。むしろ、きちんとそのカードの強みや性質を理解して使いこなせるほうが、読み合い云々じゃ無く、単純に「上手い」と思う。また、罠を封じるカードの筆頭がお触れとトラスタの2択で、それぞれ一長一短ある。その中の取捨選択でお触れを選んだだけであって、それ以上でもそれ以下でもない。カード1種類の採用で、その人の読みレベルを測る物差しになるなんてナンセンスだろう。


そもそもお触れで簡単に止められてしまうデッキは、罠に比重がよりすぎであり、お触れによるメタを警戒していない、と言う事になる。単純にそれは自分のデッキ構築の問題であり、お触れを使う側に問題があるわけじゃない。ましてやお触れ使わない方が、まるで上級者みたいな扱いをするのはどうかと思う。


読みって言うのは情報を得るための手段。情報アドがさほど重視されていない遊戯王において、勝負を決める要因にはならない。なにはともあれ、「お触れ使う人=読みが下手な人」みたいなイメージが出てくるのは残念だし、その意見は当たらないと思う。




余談:

不思議な事に大寒波使う人は読みが弱いって意見は聞いた事ないんだよな。自分がカード使えなくなる所とか、ターンをまたいで発動を封じる所とか結構似てる点多いのに。なんでお触れだけこういう意見が出てくるんだろう……?

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この記事へのコメント

Edy
2011年06月21日 21:20
本来永続系カードは使うプレイヤーの力量が問われます。維持する、もしくは維持はあくまで好調時でいつでも切り捨てられる。


お触れと同格なメタ力を持つスキドレも批判されるカードの一つになりそうなのに、お触ればかりが誹謗中傷されるのは、恐らく罠という妨害カードへのメタの考え方が激しく分かれてるからだと思います。


一つは書いてる通り、「読みを捨てた」という理由。ただこの点に関しては、プレイヤーがデュエルしてる視点で言ってるものと判断。お触れを使っているプレイヤーは間違いなく「環境を読んで」使用している。この読みを捨てたの概念の違いが、お触れへの批判の出ている理由になり得るでしょう。


二つ目は、遊戯王というゲームをどう捉えているか。大半は読み合いだったりするんでしょう。過去、メタ兼安定重視読み合い基本だった身からすれば、Sさんの記事の内容も納得するんです。

ですが展開デッキの使い手になって、遊戯王で一番求められてるのは、「どれだけアドを稼げるか」。その一点になると思います。メタ側が重視している「読み」というのは、相手の伏せを知る事や相手の戦術を予測するのではなく、「どのカードを崩すとその戦術が瓦解するか?」だと思えます。


「読み」は相手がどこまでやるかを把握する事なんじゃないでしょうか?当たり前な気がしますが、その当たり前は人によって変わりますね。
garyuu
2011年06月22日 20:34
お久しぶりです。返信遅れました。
そうですね、どこに視点を向けるかでとらえ方も変わってきますよね。
ただ、いろんな意見はあれど、1枚のカードを使用してるかいないかで、その人の「読みが上手いか下手か」っていうのは判断できないだろうって言うのが私の考えです。なんか激しく方向性ずれた感じは否めませんが、私が今回の件で一番納得がいかなかったのはそこなので。まあきっかけはSさんの「お触れを使う人は伏せカードを読むのが下手くそなんだと思う」って言う発言だったわけですが。

お触れに対する賛否両論はともかく、自分がそのカードを強いと思っていない、あるいは信用していないからと言って、使っている人をある種貶めるような発言っていうのは、軽率なんじゃないかなと思ってしまったわけです。ネットでも似たような意見をいくつか見ていたので、今回お触れについて書かせてもらいました。

今回のをきっかけにいろんな人の「カード論」と言うか、意見を聞くことができたので、自分としてもかなりいい経験になったなと思っています。本当に遊戯王はとらえ方が様々で、奥が深いなと思わせられますね。まだまだ精進が必要そうですww

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